7章の演習問題(その2)

  1. 長方形の平板(縦\(h\),横\(l\))について,次のような応力関数を用いる時の 応力分布を(i),(ii),\(\cdots\)のそれぞのの場合について図に示して説明しな さい.

    (a)

    \begin{displaymath}
\chi=\frac{a}{2}x^2+bxy+\frac{c}{2}y^2
\end{displaymath} (490)

    (i) \(b=c=0\)の場合, (ii) \(c=a=0\)の場合, (iii) \(a=b=0\)の場合

    (b)

    \begin{displaymath}
\chi=\frac{a}{6}x^3+\frac{b}{2}x^2y+\frac{c}{2}xy^2+\frac{d}{6}y^3
\end{displaymath} (491)

    (i) \(b=c=d=0\)の場合, (ii) \(a=c=d=0\)の場合, (iii) \(a=b=d=0\)の場合, (iv) \(a=b=c=0\)の場合

  2. 次のような,応力関数を考える.
    \begin{displaymath}
\chi=c\left[r^2(\alpha-\theta)+r^2\sin\theta\cos\theta
-r^2\cos^2\theta\tan\alpha\right]
\end{displaymath} (492)

    (1) \(\nabla^4_1\chi=0\)を満足することを示しなさい.

    (2)この応力関数は,下図のような片持はりの問題の解になり得る. 境界条件を満足するように定数\(c\)の値を定めなさい.

    \epsfile{file=mon6-1.eps,height=4cm}

  3. 下図のように,直線縁に水平力を受ける半無限板の応力分布を求め なさい(ヒント: 垂直力を受ける場合と途中まで同じ方法.ただし, \(\sigma_r\)は,\(\theta=0\)に対して反対称)

    \epsfile{file=mon6-2.eps,height=4cm}



Akihiro Nakatani 2001-06-25