流束

ある点P($x_1,x_2,x_3$)で,ベクトル $v_i(x_1, x_2, x_3)$ と,点Pを含む曲面$S$が与えられているとす る.$S$の微小部分は平面と考えても良く,$dS$と表すことにする. $dS$の法線ベクトルを $\mbox{\boldmath$n$}$として,$dS$上の点Pにおける $\mbox{\boldmath$v$}$の値との内積 $\mbox{\boldmath$v$}\cdot\mbox{\boldmath$n$}dS$を考える.

\begin{displaymath}
\int_S\mbox{\boldmath$v$}\cdot\mbox{\boldmath$n$}dS
\end{displaymath} (104)

を,流束(flux)と呼ぶ.



Akihiro Nakatani 2001-06-25